暖かい日もチラホラ有り、春が近づいて来たような気がしますが、「花粉問題」に頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか?
これさえなければとよく耳にします。そして年々初めての花粉症になったと言うお話も耳にします。
今日はそんな「花粉症」について書いていきます!
1.花粉症
まずは花粉症について。
花粉症は、植物の花粉が原因で起こる「季節性アレルギー疾患」の総称で現在人口のなんと42%以上の人が悩まされていると言われています。さらに近年では増加傾向にあるそうです。
2.原因
花粉症は季節性アレルギー性鼻炎ですので、体内に入った「花粉」に対して引き起こされるI型アレルギーです。
原因となる植物は、スギ、ヒノキ、イネ、ヨモギ、カモガヤ、ブタクサ、シラカンバなどです。
そして種類によって飛散時期が違います。
代表的なスギは2月終わり頃から言われ始めますが、実は1月移行日さんは開始しています。気象条件にかなり左右される部分はありますので、1月からチェックし始める方がいいかとおもいます。
花粉は、鼻や目から取り込まれると、免疫機構によって異物(敵)として認識されIgE抗体が作り出されます。IgE抗体は、アレルギーに関わる「肥満細胞」にくっつきます。そこからさらに花粉が侵入(防ぎようはありませんが、、)すると花粉を抗原(異物)と認識、肥満細胞から「ヒスタミン」「ロイコトリエン」が出て、神経や血管を刺激されて花粉症が発症します。
またPM2.5、黄砂のひどい時に症状がひどくなると言う声も耳にします。車の排気ガスなども粘膜の刺激になっているとも考えられます。
意外に空気の綺麗な田舎の方へ行ってる時の方が症状はマシと言うこともあります。
3.症状
花粉症の主な症状は、「くしゃみ」「鼻水」「鼻詰まり」「目のかゆみ」たまに皮膚にも影響が出ている方がいらっしゃいます。
皮膚に症状が出る方は、アトピー性皮膚炎が基礎にあり、花粉が引き金でなる場合がありますが、近年ではアトピー既往がない「花粉皮膚炎」たるものもあります。
また口呼吸になる為、乾燥によりウイルスの侵入により「風邪」などにかかりやすい傾向にあります。
4.対策
やはり1番大事なのは、症状が出たりする前からの準備が必要です。
シーズンに入る前から初期予防治療(病院)を行うことで、症状は違うそうです。以前はだいぶ前3〜4週間前から服用をするタイプでしたが今は1週間前からでも間に合うみたいです!症状が毎年きつい・辛い方は急いで行ってください!
普段の生活での場合、花粉情報はこまめにチェックしましょう!
基本的に花粉を体内に入れない工夫が必要です!メガネ、マスクで体内への侵入を防ぎましょう!
顔のサイズにあった「立体型マスク」で隙間がない状態にしてあげることで、花粉を吸い込むのが6分の1まで減少するそうです。
目の痒みが出る方は、花粉症用メガネも有効になります。
洗濯物は外に干さず室内干しにしたり、極力窓は開けない、外から帰った際入る前には服をたいてから入るなど、家の中に持ち帰りにくくしましょう!
家の中では加湿器を用い適度な湿度を保つことにより、軟膜の保護、花粉が舞い散るのを防いでくれます。
もちろん規則正しい生活、バランスの良い食事により免疫を下げないことも重要です!
5.花粉症の時の食べ物
花粉症の時に効果的な食べ物・栄養素は「乳酸菌」「ビタミンD]「食物繊維」です。
「ビタミンD」は太陽光(紫外線)を浴びることにより生成されますが、食べ物としては、干し椎茸、イワシ、干しキクラゲ、シラス、紅鮭、スモークサーモンなどがあります!
「食物繊維」は水溶性食物繊維のワカメ、ひじき、などの海藻類、ごぼうなどの不溶性食物繊維は便のかさを増し、ぜん動運動を促してくれます。
その他おすすめは、ヨーグルト、れんこん、青魚、チョコレート、梅干しはおすすめです!
逆に悪化させてしまうかもしれない食べ物です。
トマト:一見体に良い部分ももちろんあります。しかしスギ花粉の方が食べてしまうと、唇が腫れてしまったり、口の中がピリピリしたり、喉がいがいがしたりします。これはトマトに含まれるタンパク質が似ているために起こるそうです。
ジャンクフード:食べ過ぎは良くないのはもちろんですね。食べると悪化はもちろんなのですが、お子さんが週3回以上食べているケースでは、喘息やアレルギー疾患になりやすいという研究論文もあるそうですので、食べ物からの見直しも非常に重要です。
6.まとめ
これからますます飛散してくるかと思いますが、しっかり予防対策をしてストレスのない春にしていきましょう!
症状がどうしても良くならない方は1度鍼灸も受けてみてください!
症状の緩和に優れているかと思います!
初心者の方でも無理なくトレーニングに取り組んでみたい方は、ぜひともくまジムへ
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