運動不足が身体に影響を及ぼす

 

皆さんは運動をしていますか?

運動をしなくてはと、頭でわかっていてもなかなか出来ていない。

やろうと思っても続かない。

今回は運動不足になってしまうと身体にどのような影響が出てしまうのかを、それに対する対処法を解説していきます。

1. 運動不足とは

厚生労働省における運動習慣は頻度、時間、強度、期間の4要素から定義されるものであるが、国民栄養調査では運動習慣者を「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」としています。これに該当しない場合運動不足になっている可能性があります。

またWHOの以前に行われた調査では、週に150分の緩い運動、もしくは75分の激しい運動をしない人を、運動不足と定義した、とあります。

この2つに該当できない場合高確率で運動不足になっているといってもよいと思います。

2.運動不足になると起こる悪影響

コロナの影響でなかなか外に出る機会が減りその習慣が染みついて運動が出来なくなってしまったり、最近ではネットショッピング、さらにはアプリ一つで食事が家に届くといったサービスもあり活動量の低下が目立ちます。

まず、運動不足になると体力や全身持久力が低下し、身体活動量が減少します。

身体活動量の減少はさらに体力や全身持久力の低下、筋力や筋持久力の低下も招いてしまいます。

筋力が低下すると立つ、歩くなどの移動能力が低下し、仕事や家事に励む、外出や趣味を楽しむなどの活動機会が減少して生活の質が低下します。

さらに、家に閉じこもりがちとなると気持ち的にもふさぎ込みやすくなります。

運動不足は、耐糖能異常、脂質異常、高血圧、肥満などの生活習慣病の発症リスクを増大させ、心筋梗塞や脳卒中などの命の危険のある疾患にもかかりやすくなり、死亡リスクをも増大させます。

厚生労働省、平成26年人口動態統計によると、生活習慣病での死因別死因割合では、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患で全体の半数以上の55%を占めています(グラフ2)。それぞれの死亡者数は悪性新生物で約37万人、心疾患で約20万人、脳血管疾患で約11万人と10万人を超えています。特に1位の悪性新生物は2位の心疾患の約1.9倍の死亡者数となっています。

 運動、禁煙、節酒、減塩、適正体重の5つの健康習慣の中で実践している習慣の数が多いほど、がんの発症リスクが低くなることがわかっており、運動不足ががんの発症リスクやがんによる死亡率を高くするひとつの要因となっています。(健康長寿ネットより引用)

3.運動不足を解消するために

このように、運動不足が原因で健康が大きく脅かされてしまいます。

では運動不足を解消するためにはどうすればよいのでしょうか、まずは身近なことから始めてみるということが一番良いでしょう。

簡単な事で言いますと近くのコンビニや、スーパーなどに行く際に車を使う事を避け、歩きや自転車を使う、エスカレータやエレベーターを使うのではなく階段を使用する。

このような意識づけから行うこともいいでしょう。

歯磨きや、お風呂に入るというような絶対に行う日課として運動を行うということを心がけることが大切です。

どうしても人は楽をしたい生き物です。しかしその楽をする積み重ねが後で自分の健康を大きく脅かす事になってしまいます。

後で気づいても手遅れです、今できる時に出来ることをするという意識が何より大切になります。

今できることを今やる、この意識を持つことが将来の健康につながります。

人それぞれできる環境は違います。毎朝少し早く起きて家の周りをウォーキングする、自宅でトレーニングをする。

出来る人はそれでいいと思いますが、自身の経験からなかなか環境を変えない限り続けることが難しくなります。

特に家でのトレーニングはなかなかスイッチが入らずうまくいかない場合が多くありました。家はあくまでくつろぐ場所という認識が高く、モードを切り替えることがうまくいきませんでした。

ジムに行く、運動サークルに入ってみるなど環境を変化させることもいいと思います。

運動をしたいけど何をしていいかわからないそのような場合は是非専門家に頼ってください。

また、無理な計画を立てすぎることも続かない要因になってしまいます。毎日必ず行うというような計画は要注意です。

もちろん毎日行うことも素晴らしい事なのかもしれませんが、継続の解釈は人それぞれです。

週に1回など、長い目で継続を心がけるようにするとよいでしょう。

私は何でも3日坊主だという人は3日坊主を2回繰り返せば6日になります。

出来なかった日があっても大丈夫です長い目で見て継続をすることが大切です。

4.歩く速度で寿命が変わる!

歩く速度を計測しその人の寿命をみるという大規模な研究がありました。

平均して歩く速度が速いグループの方は遅いグループに比べて平均寿命が長くなりました。

これは速く歩けるというのは言い換えると筋力があり、また心肺機能も高いということになります。

言い換えれば、日頃から歩くスピードを速くすることを心掛けておき歩行速度が上がれば寿命を延ばす事にもつながるということです。

5.継続こそが真の健康を手に入れる

ここまで運動不足について書いてきましたが、大切なことはまず自分が運動不足であると知るという事、そして勇気をもって運動を始めるということです。

そして継続するということです。

ゼロから始める運動はきついかも知れません。しかしそこは将来の自分の為に今頑張って継続してほしいと思います。


 

今回は運動不足について書かせていただきました。

運動をしたいけど何から始めていいかわからない、継続できないという方は是非ご相談ください。

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