格闘技人気も日々上がってきている中
当ジムでトレーニングをしていただいている原田 翔貴(はらだ とき)選手がK-1アマチュア西日本トーナメント60㎏で優勝されました。
原田選手の活躍に少しでも関わる事ができ光栄に思います。
ここで満足せずさらに高みを目指す原田選手をこれからも全力でサポートさせていただきます。
今回はそんな格闘技と筋トレについて実際に実践している内容も含めて書いていこうと思います。
1. 競技の特性を考える
アスリートのトレーニングを実施する前に大切なことはそのスポーツの協議の特性を考える必要があります。
例えば今回の原田選手の場合は2分1ラウンドのトーナメント制で決勝まで勝ち進んだ場合少し時間を空けて3試合を行う必要があります。
また競技としてはパンチ・キックの打撃攻撃に対して攻撃をよけるためのフットワークを必要とします。
攻撃に対しては瞬発力・そこにスピードがひつようです。ただ瞬発的なパワーだけではなく攻撃を続けるためや動き続けるためののスタミナも必要になってきます。
さらに詳しく書けばきりがないのでここで止めますが、スポーツ競技は様々な要素が複合して成り立っています。
2.出力を上げる
パフォーマンスの向上を上げていくために必要なことはまず筋力の出力を上げることが大切です。
例えば同じパンチ動作を行うとしても筋肉の出力が低いと弱いパンチしか打てません。
またパンチ動作一つを見ていくだけでも下半身で踏ん張り体幹を固定して足からのエネルギーを拳まで伝えます。
ですからパフォーマンス向上を目的とするのであれば腕だけではなく下半身、体幹、上半身とバランスよく鍛えていく必要があります。
そうすることによってパフォーマンス向上の源となる筋肉を鍛え出力を上げていきます。
まずは筋トレのBIG3とよれるスクワット・デッドリフト・ベンチプレスから始めるとよいかと思います。
3.使える筋肉に訓練する
では筋トレばかりしていて強くなるのかといいますとそうではありません。
次に必要になってくることは強く早く動かすということです。
基本的に筋トレと行うときは筋肉にきかせる為に動作はゆっくりと行うことが一般的です。
ですが格闘技に限らずほとんどのスポーツではゆっくりと行うことはありません。
格闘技でゆっくり動いてしまっていてはいくら出力が強いパンチでも相手に当たりません。
ですから一般的な筋トレで獲得した筋肉の出力を早く強く出せるように訓練する必要があります。
ここで用いられるのがクイックリフトやプライオメトリクスなどを用います。
クイックリフトやプライオメトリクスなどの内容は割愛しますが気になり方はLINEにてご連絡ください。
4.特異的な動きでトレーニングする
筋肉の出力を上げ、強く早く動かす力を獲得していくとともにパフォーマンスを向上させたい動作に近づけたトレーニングを行うことが大切です。
格闘技でいえばサンドバックを打つことやミットを打つことなどです。
ここまでがセットととらえていただくことが大切だと思います。
さらに反復時間やセット間休憩を実践に近づけて筋トレを行ったりします。
5.圧倒的に大切なスキルトレーニング
スキルトレーニングと難しく呼びましたが要はその競技の練習のことです。
私自身野球を長い間行ってきましたが、やはり練習をしないことには上手くはなりません。
筋トレはあくまで土台作りであってスキル自体が伸びるわけではありません。やはり練習は大切です。
6.バランスよく鍛える
よく野球選手はおしりがでかい、サッカー選手は太ももが太いなどのように競技を行うとその競技の特異的な身体になっていきます。
一見そのほうが良いと思われますが実は良いばかりではありません。
特異的な身体になるということは逆を言えば身体のバランスが悪くなるというようにも考えられます。
ですから筋トレではサッカー選手は足だけ鍛えるというような考えではなくあくまで全身をバランスよく鍛えていくことが大切です。
身体のバランスが崩れると思いもよらないスポーツ障害に見舞われることもあります。
ですから身体のバランスを損なわないためにも筋トレでは全身を鍛えることが大切だと感じます。
今回は格闘技について書いてきました。
パフォーマンス向上にむけて筋トレ、プライオメトリクス、スキルトレーニングをバランスよく行うことが大切だと思います。
そしてリカバリーも忘れてはいけません。毎日お風呂上りのストレッチなど各自で行うことができることはしっかりと行ってください。
最後になりましたが今回優勝した原田選手、おめでとうございます!
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