ここ最近急にグッと寒くなってきているのに伴ってなのか、片頭痛や不調の症状の声をしばしば聞く様になりました。
今日はこの季節の変わり目になると出てくる不調についてお話していきたいと思います。
1.天気痛
季節の変わり目は天候の変化(台風など)、気温の変化(主に寒暖差)により、古傷が痛くなってきたり、不調が出てくる事を言います。
主な症状は、頭痛、神経痛、めまい、肩が張ってくる、首痛、腰痛、気分症状(落ち込み、うつ、不安症など)などの多岐にわたります。
主な要因は、「気圧の変化」がこの様な症状を起こす引き金になっている事が、研究により判明してきています。
2-1 天気痛のメカニズム
気圧の変化を感じるのは「内耳」で感知しています。
この内耳の気圧センサーが気圧の変化に「過剰」に反応をしてしまう事により、自律神経のバランスが乱れてしまう事により、不調が出てきてしまいます。
気圧の影響により脳の血管の拡張し過ぎてしまうと、三叉神経の隙間が狭くなってしまいます。
2-2 寒暖差のメカニズム(寒暖差疲労)
本来人間(成人)の体温は36℃〜37℃になる様に調整する「ホメオスタシス(恒常性)」が機能しています。
体温の維持にもこの機能が働いています。
少々の変化では体に変化を及ぼすことはありませんが、寒暖の差が大きくなってくる(例)朝→昼→夜と差が大きい場合。
そうなりますと季節の安定してきている場合に比べると、過剰に働き続ける状態になります。
秋は日中の寒暖差、冬にかけては部屋と外との寒暖差により寒暖差疲労が起こってきます。
正直なところ見た目が既に寒そうな方が非常に多く感じます。
首のつく部位、首、手首、足首ここを冷やさない様にするのは、ものすごく大事です!
特に東洋医学的みても首にもひえに関係するツボ、足も脾(消化系)に関係があるツボがありますので、服装を見ていても、「なんだかひえが強そうだな」、頭痛や天気による症状はあるのではないかと思ってしまいます。
伺ってみると大体の方は当てはまります。そんなものなのかと分かりませんが、確率は非常に高いです。
3.女性は天気の影響を受けやすい!?
今季節の変わり目で症状の訴えが多く聞かれるのは女性の比率が多い様に思います。
女性の方が、自然環境に対しての感受性が高いのと、女性ホルモンの影響によって受けやすいと考えられています。
更には更年期の不定愁訴も、季節の変わり目による天気の影響を受けやすいものが多く更年期症状を持ちの方にも高い確率で症状が出てきます。
4.頭痛を起こしにくくするポイント
①生活リズムを整え、体への影響を緩和させる
生活リズムの変化により自律神経の働きが過剰になってしまいますので、規則正しい生活リズムを心がけてみましょう!
例えますと食事の栄養バランスを整える、質の高い睡眠になる様に心がける等です。
入浴時はなるべくお風呂に浸かるのもオススメです!その時のポイントは「38℃」くらいの少しぬるめには感じますが、この温度での入浴は、ストレスや、筋肉の緊張・疲労を和らげ血流の改善にも効果的になります!
緊張による頭痛がある方は、PCなどをお仕事でよくつかている方に見られ、ほとんどの方が長時間、同じ姿勢の方に見られます。そういった方は積極的に肩回しや首をすくめるなどの運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?
凝り固まってしまう状態の方は筋力が弱いのはもちろん筋肉のポンプ作用が非常に弱いので是非下みて下さい!
②気候や温度差に対応した衣服調節
外出した際にできる調節方法は、衣服の調整です。「寒っと」思った時には体が過剰反応を起こし始めます。
この時期は衣服の調整はかなり難しいところではありますが、温度差が出る時間帯に外出する時は、もう1枚持っていくという意識をしてみるのがいいかとおもいます。
またマフラーなどを使いです際にしていただきたいのですが、外出5分前には着用してみて下さい!
出る寸前に巻いてしまうと、まだ暖まっていませんので外に出た際、身体は寒いと感じてしまうからです。
巻いて暖まってからですと、全然違いますので是非してみて下さい!
今日は季節の変わり目の頭痛等についてお話しさせていただきましたが、寒いのは人にとっては非常にストレスのかかる状態になるのですが、早め早めの対策と取る事により、症状は出に区することは可能になるかと思います。
まずは生活環境から見直していくのも重要になりますで、ここからしていってみて下さい!
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