唐突ではありますが、正しく姿勢立ったり、歩けていますか?
正直できる方が大幅に減少してきているのが実際のところです。
チラホラと聞かれる「インソール」をご存知ですか?
現代の日本人には「正しい姿勢」、「正しく歩く」為には必要不可欠なアイテムになりつつあると感じます。
今日はそのインソールについてお話したいと思います。
1.足の役割
足には大小26個の骨から出来ており、それぞれに、靭帯、筋肉、腱などにより支持され荷重等による強い衝撃に耐えれる頑丈な構造になっています。
そして足には「アーチ」というものがあります。わかりやすく言いますと「土踏まず」です。しかも内側だけではなく、外側、横にもアーチはあります。これらのアーチは地面に足が接地した際(歩行時で体重の1.2~1.3倍)、地面からの衝撃の吸収、足、足関節、膝関節、腰への負担を軽減するクッションの役割も持っています。
日常生活や、スポーツの際、唯一接するこの足が正しく使えない事により、様々な痛みを引き起こします。
実際、慢性的な痛みを、足の状態と痛みで振り分けた際、この足が原因で引き起こされている方がほぼ全員でした。
2.足の障害
日常生活、スポーツではさまざまな痛み、症状が出てきます。
足に関係する疾患等を紹介していきます。詳しくはまた別の機会でお話したいと思います。
扁平足
様々な症状を引き起こす引き金である、扁平足。
アーチ構造が崩れ、衝撃吸収ができず、変形、障害を引き起こしたり、姿勢不良による2次的な痛みの原因になります。
※こちらの背景として外遊びの減少、車移動などにより歩く量が減少、道路の整備により地面の凹凸が減少した事によりバランスを取る必要がなくなった、靴選びの失敗、ゆとりのありすぎるサンダルな履きすぎが原因として考えられます。
外反母趾・内反小趾
母子が外側、小趾が内側に向いてしまっている状態。女性に圧倒的に多いですが、近年男性(特に小学生から)も増加傾向にあります。
モートン病
足趾に向かう神経が圧迫される事により引き起こされる神経障害
種子骨障害
母趾(母趾球)のところにある種子骨が障害される。外反母趾、扁平足から痛みにつながることが多い。
有痛性外脛骨
舟状骨付近に見られる過剰骨による痛み。扁平足などで痛みをさらに誘発する。
足底筋膜炎
足底筋膜の炎症。扁平足、ハイアーチ、オーバーユース(使いすぎ)が起因になっています。
踵骨骨端症(セーバー病、シーバー病)
10歳前後の男児に多い。過度な運動、オーバーユースにて発症。
踵骨滑液包炎
踵骨前方、後方の痛み。アキレス腱の付着部付近に起きる炎症。
3.インソールが必要な理由
ここからが本題ですがそもそもインソールは必要なのか?
- 本来インソールの役割としての始まりは、サイズ調整や履きやすくを目的として作られましたが、足を使えていない人が急増している。
- 現代のシューズは大量生産されるのとともに、人工的な素材のため、革のように自然に足に馴染む事が期待できない為、負担が偏る。
- 人類にとってそもそも舗装された硬い路面から受ける衝撃は予想外のことであり、体にかなりのストレスを与えてしまっている為、分散できない。
- 歩行の際、アーチは柔軟に動き推進力を生み出していますが、足の機能を使いきれない現代人には疲労、ストレスによりバランスが崩れ十分に本来の機能を発揮できていません。
- 理想的なアライメント(骨の配列)ですと負荷負担は最小限になりますが、アライメントの崩れにより、お体に様々なトラブルを発生させてしまいます。
4.インソールの効果
1.快適性の向上
靴のフィット感の向上、足当たりも和らぎ、衝撃も吸収し歩行時、運動時の快適性がアップします。
2.足の問題の解決
靴擦れ、マメ、タコ、魚の目、扁平足、外反母趾など、様々な足のトラブル解決への効果が見込めます。
3.パフォーマンスの向上
運動に重要なアーチの補助により、歩行などの日常生活、スポーツでのパフォーマンス向上が見込めます。
4.疲労の軽減
筋肉を効率よく使える事により、筋肉のポンプ作用による血行の促進、疲労の軽減に役立ちます。
5.怪我の予防
骨格バランスを整え、正しい姿勢、動き方に変化させる事により、怪我の予防に役立たせてくれます。
5.SIDASインソールの特徴
崩れている3つのアーチをサポートする事により、前後左右の方向に対して力が入りやすくなります!
- 踵の安定
- 軸ブレを制御
- パワーの伝達
- 衝撃の分散と吸収
- フィット感の向上
- 疲労の軽減
- ポンプ作用の向上
- 全身のバランスアップ
6.まとめ
なくてもいい様に感じるインソールですが、体感されると効果を実感される方しかいません。逆に言うと足に問題があるという事です。
今足から見直していかなければいけない時代になってきています。
お体に不調がありいつまでもよくならない、慢性的な怪我を抱えているなどのお悩みがある場合、一度足からを疑ってみてはいかがでしょうか?
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