パーソナルトレーニングの効果はいつ頃現れる？

１．トレーニングの頻度

まずはトレーニングを行う頻度について解説していきます。

効果が出るタイミングもこのトレーニングを行う頻度によって大きく変化していきます。

まずトレーニングには原理原則があります。短期的に痩せたいからとやみくもに高重量・高回数・高頻度でトレーニングを行ったとしても良い結果は出ません。

ここで大切なことは筋肉はトレーニングをすれば休ませないといけないということです。

これを超回復といいます。

原則的には筋トレを行った後は42時間程度休ませる必要があります。

これを無視して行ってしまうと逆効果です。

ですからトレーニングは初心者の方ですと週に2～3回からスタートするのが適切です。

しかしそれでもキツイ場合は週１回でも大丈夫です。

要は無理をしない程度に自分に合わせて始めることが大切です。

 

 

2．上級者向けスプリットルーティン

トレーニングに慣れてくれば頻度を上げていくのもよいでしょう。

しかしどれほどマッチョなトレーニーでも超回復は大切です。

その場合は部位を分けて行うスプリットルーティンがお勧めです。

今日は上半身、明日は下半身のように１日で全身やるのではなく分けて行うことで鍛えた部位を休ませることができます。

 

3．トレーニングの短期的な変化

それでは実際にトレーニングを行うとどのような変化が起こるのかを解説していきます。

まずトレーニングを行うとはじめの１か月程度は残念ながら見た目の変化は大きく起こりません。

ですが見た目の変化が起こらないからと言って意味がないわけではありません。

体の中ではしっかりと変化は起こっています。

トレーニングを始めて初期段階では運動単位の増加というものが起こります。

１回目のセッションに行ったメニューが後日２回目のセッションは少し楽に感じるのはこの変化によるものです。

簡単に言いますとトレーニングに身体が順応して行く期間です。

ですので体の見た目には大きな変化は見られないもののトレーニングにどんどん慣れていきます。

さらに詳細は割愛しますががエピネフリン濃度・コルチゾール濃度・テストステロン濃度・成長ホルモン濃度の内分泌系の増加も見られます。

 

4．トレーニングの長期的な変化

 

いつからに身体に変化がみられるのかといいますと筋肉が肥大していくのは２か月後ぐらいからになります。

もちろん適切なたんぱく質量（体重の1.5～2倍　例　体重50キログラムの方　１日75～100グラム）をしっかりとていただく必要はありますが、

しっかりとトレーニングの原理原則を守り実施していくと２か月後ぐらいから見た目に変化が起こります。

筋肉がついた！というのはこの時からになります。

 

５.　トレーニングに焦りは禁物

 

短期的に痩せたい、早く結果を出したい気持ちはわかりますがトレーニングに焦りは禁物です。

焦ってたくさんやってしまうとオーバートレーニングを起こしてしまいます。

オーバートレーニングになってしまうと思うような結果が見込めません。

オーバートレーニングになってしまっている兆候は

睡眠障害・食欲低下・なかなか治らない風邪・情緒不安定などがあげられます。

このような症状が現れた場合は一度トレーニングを休むことや頻度・重量・回数などを見直すことが必要です。

トレーニングは地道にコツコツとが大切です。

 

7. まとめ