こんにちは!
今回は、ピラティスで見ている「姿勢タイプ」について今日はご紹介していきますのでまずはご自身がどのタイプなのかを知っていただければと思います!
姿勢は、ただ見た目を良くするためだけでなく、呼吸の質・身体の使い方・筋肉のバランスなど、さまざまな要素に影響を与えるとても重要なポイントです。ただ良い姿勢の人は綺麗に見えたりしませんか?日常生活のクセや運動不足、過剰なトレーニングなどが原因で、知らないうちに理想的な姿勢からズレてしまっています。
何もせず真っ直ぐな方もほぼ見たことはありませんが、、
ピラティスでは、まず「今の自分の姿勢を知ること」が改善の第一歩になります。今回は、代表的な5つの姿勢の特徴をわかりやすく解説していきます。
1.円背(えんぱい)ー頭部前方変位(いわゆる猫背)
背中が丸くなり、頭が前に突き出たような姿勢。長時間のデスクワークやスマホ使用によって生じやすく、現代人に非常に多く見られます。胸の筋肉が硬くなって肩が内側に入り、肩甲骨は外に広がりがち。首や肩がこりやすいのもこのタイプの特徴です。
胸が閉じることで呼吸が浅くなり、疲れやすさにもつながります。姿勢改善には、胸を開くストレッチや、肩甲骨の安定・背中の筋肉の活性化が必要であり効果的になります。
2.スウェーバック姿勢
聞き慣れない名前ではありますが、このスウェーバックも現代人に多い姿勢の1つになります。一見まっすぐ立っているように見えますが、骨盤を前に突き出す形になりながら後ろに倒れ(後傾)、胸が丸まり、体が後方にズレているタイプです。膝が反って突っ張っていることが多く、腰や首の緊張、慢性的な疲労感にもつながります。
腹筋や臀部の筋肉がうまく使えておらず、代わりに腰や首で頑張っている状態。ピラティスでは骨盤の正しい位置(ニュートラル)を意識し、体幹の再教育を丁寧に行っていきます。
3.腰椎前弯姿勢(反り腰)
骨盤が前に傾き、腰が過度に反っているタイプ。「姿勢がいい」と思われがちですが、実際は腰椎に過剰な負担がかかっており、腰痛のリスクが高い姿勢です。腹筋は緩みやすく、お腹が出て見えることも。
反り腰は、腸腰筋の硬さや背中の筋の緊張によって起こることが多いです。ピラティスでは、腹横筋や骨盤底筋などの深層筋を使いながら、骨盤を安定させて腰の負担を減らすエクササイズを行います。
4.フラットバック(平背)
高齢男性に多い姿勢で、脊椎の自然なS字カーブがほとんどなく、まっすぐに平らになったような姿勢。いわば“良すぎる姿勢”とも言えるかもしれませんが、背骨の可動性が低下している可能性があり、動きにくさや慢性的な腰の疲れなどを感じやすいです。動ける量が少ないため同じ所に負担がかかってしまっています。
このタイプでは、脊柱の分節的な動き(背骨をひとつずつ丁寧に動かす感覚)を育て、背骨本来のカーブを取り戻していくことが大切です。
5.側弯(そくわん)姿勢
成長期の女性に多い疾患(もちろん男性もあります)で背骨が左右に過度にカーブし、場合によってはねじれ(回旋)も伴っている姿勢です。肩の高さが違ったり、ウエストのくびれ方に左右差があったりするのが特徴。軽度の側弯であれば、筋バランスの崩れや姿勢のクセによって起きることも多いです。
ピラティスでは、左右の筋肉バランスを整え、呼吸や背骨の柔軟性を高めることで、カラダの中心軸を再獲得していきます。
姿勢のクセを知ることがスタートライン
今回ご紹介した5つの姿勢パターンは、それぞれに特徴的な筋肉の使い方のクセがあり、それに合わせたアプローチが必要です。だからこそ、まず「自分がどの姿勢に当てはまるか」を知ることがとても大切です。
ピラティスは、姿勢を整えるために非常に効果的なメソッド。深層の筋肉を目覚めさせ、正しい動きを再学習することで、体は少しずつ変わっていきます。
「最近、疲れやすい」「肩こりや腰痛がなかなか良くならない」と感じている方は、まずは自分の姿勢を「知る」ことから始めてみましょう!
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