インフルエンザ対策

インフルエンザがこの南河内界隈で猛威を奮っておりますが、ご体調の方はいかがでしょうか?

年末年始せっかくのお休みで寝込んで終わらないよう少しでもお役に立っていただければと思いますので、最後まで読んでいただければ幸いです!

1.インフルエンザとは?

インフルエンザとは、「インフルエンザウイルス」によって引き起こされる急性ウイルス性疾患です。

近年では夏にも発症するケースはありますが、通常11月頃の冷え始める時から出始め1月頃にピークを迎えます。

基本的には自然に治りますが、肺炎や脳症を発生させてしまい重篤な症状になってしまうケースもあります。

 

2.原因

A型、B型はよく耳にする機会はあるかと思いますが、C型も存在しています。このうち冬に引き起こされる「季節性インフルエンザ」はA型とB型になります。

インフルエンザウイルスにはいろいろな種類がある為1度かかっても同じ年であっても別のインフルエンザにかかってしまうこともあります。

 

3.症状

咳や鼻水による「飛沫感染」によって感染、1〜2という短い潜伏期間の後発症します。

悪寒戦慄、急激な高熱と共に発症すると共に筋肉痛や咳、鼻水などの症状も現れます。

発熱期間3〜5日ほどである事が多く、38度以上の高熱が持続した後に解熱していく傾向にあります。

 

1度解熱してから再度発熱する「2峰性発熱」と呼ばれる熱もあります。

この場合、インフルエンザの経過なのか、肺炎などの合併症による発熱なのかは医療機関で判断を受ける事が重要です。

新型インフルエンザでは、下痢や嘔吐などの消化器症状が生じる事があります。

また肺炎や脳症などの合併症にも注意が必要で、

・発熱期間が長く典型的なインフルエンザの期間よりも長い

・咳がひどくなり呼吸が苦しくなる

・意識状態に問題が出て、けいれんを起こす

重症の肺炎が引き起こされてしまった場合、呼吸のサポートが必要になります。

重症度が増した場合、通常呼吸の管理が難しくなり、ECMO(体外式膜型人工肺)を用いて呼吸管理が必要になってしまうこともあります。

 

3.インフルエンザから身を守るためには?

「正しい手洗い」

日々様々なものに触れる機会が多く、ご自身の手にもウイルスが付着している可能性があります。

まずウイルスの体内侵入を防ぐために、

・帰宅時や調理の前後、食事前などにこまめに手を洗う。

・ウイルスは石鹸に弱いため正しい方法で石鹸を使う。

正しく洗う前に、爪は切っておいたり、時計や指輪は外しておきましょう!

①流水でよく手を濡らした後、石鹸をつけ手のひらをよくこすります。

②手の甲を伸ばす様にこすります。

③指先・爪の間を念入りにこすります。

④指の間を洗います。

⑤親指と手のひらを捻り洗います。

⑥手首も忘れずに洗いましょう!

 

「十分な休養とバランスの取れた栄養摂取」

体の抵抗力を高めるため、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を日頃から気をつけていきましょう!

 

「適度な湿度を保つ」

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適度な湿度(50%〜60%)を保つも効果的です。

 

人混みや繁華街への外出は避ける

インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や持病のある人、妊娠中の女性、体調の悪い時、寝不足の人は、人混みや繁華街への外出は控えましょう。やむを得ず外出する場合飛沫感染を防ぐ事ができる不織布製マスクを着用することは1つの予防策となります。

 

室内ではこまめに換気をする

建物に組み込まれている常時換気設備や台所・洗面所の換気扇により、室温が大きく変動させることなく換気を行うができるので常時換気しましょう!

 

4.免疫力を上げる食べ物

そもそも免疫とはと言いますと、本来備わっている「防御能力」のことを指します。

具体的にいうと、白血球、自律神経、腸内環境であり免疫をしっかり働かせる為には、

・腸内環境を整える。

・活性酸素を除去する力を正しく保つことです。

現代人では食の面から免疫が低下する環境が増えています。

・体を冷やす飲食物の取りすぎ

・野菜(きのこ、海藻類)の不足

・タンパク質不足が言われています。

 

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品

体の細胞や免疫物質を作るタンパク質を取ることで、免疫の働きを維持する事ができます。

緑茶、ココア、赤ワイン、そば、野菜、果物

上記のこれらには、抗酸化物質である「ポリフェノール」が多く含まれており、白血球の働きを高めるほか、活性酸素を除去する作用があり、健康的な免疫力を整えるだけでなく、老化対策(健康維持)にもなります。

緑黄色野菜

ビタミンAやビタミンC、ビタミンEが豊富で、ビタミンAは細菌やウイルスを殺すマクロファージ(リンパ球や食細胞)を強くしてくれる為、健康的な免疫力を高める働きがあると言われています!

 

5.あいうべ体操

あいうべ体操はご存知でしょうか?

舌の筋肉をはじめ口元の筋肉が鍛えられる体操で、口呼吸の改善によって様々な効果が得られます!

あいうべ体操のやり方

「あ〜」「い〜」「う〜」「べ〜」と口を動かすだけの簡単な体操です。声は出さなくても大丈夫です!

①「あ〜」と口を大きく開けて1秒キープしてみましょう!

②「い〜」と口を横に広げて1秒キープしましょう!

③「う〜」と口を尖らせて、唇を前に突き出し1秒キープしましょう!

④「べ〜」と舌を出し下(顎先)に向かって伸ばす感じで1秒キープしましょう!

1セット10回を3セット、入浴中や就寝前がおすすめですのでしてみてください!

 

それでは良いお年をお迎えくださいませ!

新年元気なお姿でお会いできることを楽しみにしております!

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